今回は、駐車場(コンクリート)と、その費用についてご案内致します。
外構業界では、主に、金鏝仕上げ、刷毛引き仕上げの2パターンがあります。
株式会社 大翔(ヒロト)では、お客様の意見やデザイン性にあった仕上げをご案内しております。
早速ではありますが、駐車場を仕上げるまでの流れをご説明致します。
まず初めにミキサー車とポンプ車で生コンを圧送してもらいます。ミキサー車はコンクリートを打つには必ず必要となりますが、ポンプ車は平米数が多い所や狭くて一輪車が走れない所、7月〜10月までの暑さが残るシーズンでよく使われます。コンクリートは性質上シーズンによって硬化速度が変わります。
11月〜3月
このシーズンは全く乾きません。😂
コンクリートは性質上、熱を持っているのですが、外気が低すぎて本来の力が失われてしまいます。
なので、全く乾かないのです。職人さんも寒い中、長い戦いが始まります。
養生期間も1週間は設けましょう。表面が乾いていても中までしっかり乾いていない為、車の出入りの際に欠けてしまったり、凹んでしまう恐れがあるので、私たちもお客様としっかり打ち合わせ致します。
この日は、AM8 :30〜PM23:00頃
もう、夜中です💦近隣さんにも、事前にお声掛けします。
ここ数年で、関東地方でも0度を下回ったり、時には雪予報まで観測される事が増えてきましたので、強度を上げたり、耐寒剤を使ってコンクリートが凍るのを防ぎます。
耐寒剤↓
ちなみに、コンクリートが凍ってしまうと、表面が霜で覆われ剥離して剥がれてしまいます↓
品質にも良くないので、最低気温が3度〜度°になるまでコンクリート工事はお勧めしません。
・4月〜6月
このシーズンは待たず焦らず程良く乾きます☺️
コンクリートを扱うには一番良い季節と言えるでしょう。
職人さんの腕も大事ですがコンクリートは生物ですので、バランスの良い乾き具合が、仕上げの品質も向上させます。
朝から打設しても夕方までには、バッチリ仕上がります。
養生期間も3日間も設ければ、車も出し入れ可能です。
7月〜10月
このシーズンは、はっきり言って地獄です😱
30度以上の猛暑の中、食事も水分もまともに取れない中、品質を落とさないよう仕上げる事に集中しております。
他のシーズンですと、50㎡に対して2〜3人体制ですが、4人〜6人、さらにデザインが複雑であったり、狭いとなるとそれ以上の人数で作業をするなんて事もあります。それくらい大変な工事となります。
そして、冒頭にありますポンプ車も出動のときです。
人力だけでは厳しい部分を機械の力を使って手助けしてもらいます。
しかし、機械といってもホースを持って誘導するのは人力です。ポンプを扱うプロにお願いして圧送してもらいます。↓
急激な硬化も欠けやひび割れの原因ですので、暑い中でも協力して作業に取り組んでいます↑
養生期間は1日〜2日あれば十分です。仕上がって掃除して帰る頃には、表面も白く乾き始め、裸足で乗れるくらいです。
毎月のように材料代がUPしています。
生コンで使われる材セメントのほとんどが輸入されているものです。なので、こんな不景気にも関わらず輸入便に遅延等が発生せてしまったり、数に限りがあるとすぐに値段が上がってしまいます。これは、他の業界も同じだと思います。
だからと言って大幅に工事代金はあがりません!
そもそも工事代金があがってしまっている理由が、お客様がA社にお願いしても実際にはD社、E社といったように知らないところで数社もはさんでしまっているからです。これは、建設業界ではかなり多いと思われます。
ご依頼される際は、予め自社施工する会社さんにお願いする事をオススメします。
他社を多く挟んでしまうと、金額の増額や品質の低下につながりかねません。
お客様がお困りの際も、レスポンスも悪く、プロからの直接的なアドバイスも受けることが出来ません。
そうならないよう、株式会社 大翔(ヒロト)は、お客様にしっかり寄り添えるよう、すべて自社で取り組んでおります!
そして近年では、相見積もりも増えてきています。ネットで検索してすぐに情報が調べれる世の中になりました。我が社のようにホームページからもご依頼を受付する事が可能な会社も多く、簡単にお見積りをしてもらえる世の中になりました。
そこで、新築、リフォームをお考えの方に注意して頂きたいことがございます。
工事代金が安すぎる会社にはご注意を!
先程は、工事代金が高くなってしまうのは工事をするまでに数社はさんでしまっているからだとご説明しましたが、今度はその逆です。安すぎる方が危ない理由の一つです。
いわゆる手抜き工事に繋がりかねないからです。新築にも関わらず是正工事をしたことが度々あります。その都度お話を聞かせてもらうと、施工した会社が手を抜いているのが明らかです。工事を取りたいばかりに、破格の値段で請け負ってしまう。それに対して仕入れ値は変わらないから赤字を避けるために必要な工程をおろそかにしてしまう。このようなケースがございます。その他にもありますが、お客様としっかり相談しあったうえで、しっかり施工して頂きたいです。
株式会社 大翔(ヒロト)は、工事品質を守り、金額に見合った工事をいたします!
では、実際に駐車場のコンクリートを施工する際の費用をご紹介致します。
工事をお考えの方に、少しでも参考になればと思います。
下地コンクリート
・㎡/¥4,500~(材料込み)
仕上げコンクリート
・㎡/¥7,000~(材料込み)
ポンプ車
・ワンマン(半日)¥40,000
・ワンマン(終日)¥70,000
・配管延長 本/¥1,200
※ツーマンから、別途料金が発生致します。