新しい家を建てるというのは、人生の大きなイベントです。そして、新築住宅をより快適に過ごせる空間にするためには、外構工事も欠かせません。
しかし、どのタイミングで外構工事を依頼すればいいのか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
実は、外構工事のタイミングは非常に重要です。早すぎても遅すぎても、思わぬトラブルや追加費用が発生する可能性があります。このブログ記事では、新築外構工事を依頼するためのベストなタイミングや、外構工事を後回しにした場合のリスクについて詳しく解説していきます。
これから新築住宅を検討している方は、ぜひこの記事を参考にして、外構工事のプランニングを進めてみてください。住宅と外構が一体となった美しい住まいを作るために必要な情報をしっかりとお伝えしますので、最後までお読みいただければ幸いです。
〈目次〉
・新築外構工事を始めるベストタイミング
・ 外構工事を後回しにするリスク
・決めるのが早すぎるのもよくない?
・新築外構工事の期間と費用
・失敗しないための業者選びのポイント
・大翔がオススメする新築外構工事のタイミング
・まとめ
■新築外構工事を始めるベストタイミング
家を新築するとき、新しい庭や駐車場などの外構工事もとても重要です。どのタイミングで外構工事を始めるのがベストなのか、悩む方も多いのではないでしょうか。ここでは、新築外構工事を始めるベストタイミングについてご紹介します。
・新築を契約する前に考えるべき理由
まず、外構工事について考え始めるのにおすすめのタイミングは、新築を契約する前です。この段階で外構工事のイメージを膨らませておくと、建物と外構が一体となって美しい景観を作り出すことができます。
例えば、新築住宅の間取りを決める際に、庭にどのようなスペースを作るか、駐車場の位置をどうするかなどを同時に考えることで、住みやすさが格段に向上します。契約を進める前に、どのような外構が自分たちの生活に合うのかを具体的にイメージしてみましょう。
・基礎工事が完了した時期の利点
新築外構工事を業者に依頼するタイミングとしてベストなのが、建物の基礎工事が完了した時期です。
基礎工事が終わってから外構工事を行うことで、建物の重量や高さ、形状が確定します。この段階で外構工事を依頼すると、レスポンスが良く、スムーズに工事が進むのが大きなメリットです。
また、基礎工事が終わってからだと、外構工事の設計が具体的にしやすくなります。例えば、実際に建物の形状を見ながらフェンスの位置やガーデンのレイアウトを決められるため、ミスや無駄を減らして効率的な工事が可能です。
新築外構工事を早めに計画することで、理想の住まいを実現するための準備が整います。契約前に外構のイメージを固め、基礎工事の完了後に具体的な工事を始めることで、美しい住宅と快適な生活環境を手に入れましょう。
■外構工事を後回しにするリスク
新築住宅を建てる際、外構工事のプランニングを後回しにすることもあるかもしれません。しかし、外構工事を後回しにすると、いくつかのリスクが発生する可能性があります。ここでは、その具体的なリスクについて詳しく説明します。
・住まいの利便性の低下
まず、外構工事を後回しにすることで、住まいの利便性が大きく低下する可能性があります。たとえば、駐車場が整っていないと、毎日の車の出し入れが非常に不便になります。また、雨の日にぬかるんだ庭を通るのは非常にストレスフルです。
具体的な例として、子どもが遊ぶスペースが確保されていないと、十分に外で遊ばせてあげることができません。家の中でばかり遊ぶことになり、子どもの健康や成長にも影響が及ぶかもしれません。
そのため、新築住宅が完成する前に依頼するほうが良いです。
・安全性の問題
次に、外構工事を後回しにすることで、安全性の問題が発生する可能性もあります。例えば、フェンスや門扉が未設置のままだと、不審者の侵入を防ぎにくくなります。また、敷地内に十分な照明がない場合、夜間の歩行が危険になることもあります。
実際に、小さな子どもやペットがいる家庭では、フェンスがないことで道路に飛び出してしまったり、隣の敷地に入ってしまったりする危険があります。これにより、事故やトラブルのリスクが高まります。
・外観の印象悪化
そして、外構工事を後回しにすると、住宅の外観が荒れた印象を与えることになります。庭が整っていない、フェンスがない、駐車場が泥だらけなどの状態は、周囲の住民からの印象や評判にも影響を及ぼしかねません。
たとえば、キレイに整備された庭や駐車場は、家全体の美観を向上させるのに対し、未整備の庭や駐車場は、まるで建設途中のような印象を周囲に与えてしまいます。これは、住んでいる人自身も満足感が低下し、居住環境に対する愛着も薄れてしまう原因となります。
以上のように、外構工事を後回しにすることは、住まいの利便性の低下、安全性の問題、外観の印象悪化といったリスクが伴います。新築住宅を建てる際には、早めに外構工事の計画を立て、住まい全体の快適さを保つことが大切です。
■決めるのが早すぎるのもよくない?
新築外構工事を計画する際に、「早めに決めておけば安心」と思うかもしれません。
しかし、決めるのが早すぎる場合にもいくつかのリスクが存在します。
ここでは、タイミングが早すぎることで生じる可能性のある問題について解説します。
・材料費の高騰によるコストの変動
材料費は時期によって大きく変動することがあります。新築外構工事の計画を早めに決定してしまうと、その後に材料費が急騰した場合、見積もりと実際の費用に大きな差が生じてしまう可能性があります。
例えば、外構に使用する鉄や木材、コンクリートなどは、国内外の市場状況や供給量によって価格が変動します。これは、計画を立てる時期によって大きく影響を受けるため、急いで決定せずに市場の動向を少し見守ることも重要です。
・住宅とのバランスがとりづらい
新築外構工事を早急に決めてしまうと、実際に建物が完成してから外構とのバランスが取れないという問題が発生することがあります。最終的な建物のデザインや配置が確定していない段階で外構を決定してしまうと、後々「思っていたのと違う」といった不満が生じることがあります。
例えば、庭のデザインを先に決定してしまった場合、その後の建物のレイアウト変更や窓の位置などの調整が難しくなることがあります。また、建物の外観や高さ、周囲の風景との調和も重要です。これらを考慮して、外構工事を計画することが大切です。
新築外構工事の計画は早すぎても、遅すぎてもリスクが伴います。
適切なタイミングで計画を進めるためには、慎重に市場の動向を見守り、建物の完成イメージをしっかりと把握してから外構工事の詳細を決定することが重要です。
これにより、満足度の高い外構工事を実現することができるでしょう。
■失敗しないための業者選びのポイント
新築外構工事を成功させるためには、信頼できる業者選びが非常に重要です。どのように業者を選ぶべきか、どんな点に注意すれば良いのかを詳しく見ていきましょう。
・見積もり比較の重要性
まず第一に、複数の業者から見積もりを取って比較することが大切です。1社だけの見積もりでは適正価格や工事内容を判断しにくいため、最低でも3社程度から見積もりを取りましょう。
見積もりを取得する際には、価格だけでなく、工事内容や期間、保証の有無なども合わせて確認しましょう。具体的には、何をどのように施工するのか、使用する材料の種類や質、保証期間とその範囲などを詳しく聞いておくことが重要です。
・信頼性と実績の確認方法
次に、その業者が信頼できるかどうか、実績を確認することも欠かせません。業者のホームページや口コミサイト、レビューなどで評価を確認してみましょう。
また、過去の施工事例を見せてもらうことも有効です。例えば、似たような規模やデザインの施工事例をチェックすることで、その業者の技術力やセンスを具体的に把握することができます。
さらに、業者が持っている資格や認証も信頼性を判断する一つの基準となります。例えば、建設業許可やガーデンデザイナーの資格を持っている業者は、一定の技術水準を満たしていると考えられます。
・業者とのコミュニケーションの重要性
最後に、業者とのコミュニケーションがスムーズであることも非常に重要です。施工前の打ち合わせや工事中の報告、完成後のアフターケアまで、一連の流れで良好なコミュニケーションができる業者を選びましょう。
具体例として、初回の相談時に親身になって話を聞いてくれる業者は信頼できます。また、迅速な対応や明確な説明をしてくれるかどうかも重要なポイントです。
たとえば、「この設計にするとどんなメリットがあるのか」「予算内でできる最良の方法は何か」など、具体的な提案をしてくれる業者は良いパートナーとなるでしょう。
新築外構工事を成功させるためには、適切な業者選びが欠かせません。見積もりの比較、信頼性と実績の確認、そしてスムーズなコミュニケーションを大切にし、自分たちの理想の外構を実現してくれる業者を見つけましょう。
■大翔がオススメする新築外構工事のタイミング
大翔では基本的にお客様へは新築住宅完成の3~4カ月前からのご依頼を推奨しております。理由としては2つあります。
・外構について考える余裕を作るため
新築の住宅の計画の際や工事着工時のタイミングは考えることや検討するべきことが多く、外構工事のことまでしっかり気持ちを回すことが難しいという方が多いです。
その中で、急いで内容を決定したり計画を立ててしまうと満足の行かない結果になってしまったりすることがあります。
そのため弊社では工事完了3~4カ月前の気持ちにも工事の進捗も落ち着いてきて気持ちの余裕ができてきたタイミングでしっかり腰を据えて外構について考えていただくようにしております。
・外構工事に必要な書類がそろっている状態からスタートするため
新築工事に伴い土地の購入をしたばかりのタイミングでご依頼をいただくとよく外構工事に必要になる書類(住宅の平面図や敷地図)などがそろっていない状態がよくあり、計画が進まないことがあります。
せっかくご依頼をいただいても書類がない状態が続くと計画が進められず貴重な時間を棒に降ってしまう結果になってしまうため、書類が出そろったタイミングからのご依頼をいただくことをオススメしております。
上記の理由で弊社ではだいたい3~4カ月前からのご依頼を推奨しております。
もちろん、希望する外構の内容や工事の規模によってはもう少し前からご相談いただくほうがスムーズに行くこともあります。
しっかり計画を立てた上でご依頼いただくことが、納得のいく外構を作るためのポイントです!
■まとめ
新築住宅の外構工事を計画する際には、適切なタイミングでプランを立てることが非常に重要です。この記事では、新築外構工事を成功させるためのベストタイミングやそのリスク、期間と費用、業者選びのポイントについて詳しく解説しました。
新築を契約する前に外構工事についてしっかり考えることが重要であり、基礎工事が完了した直後がベストなタイミングです。外構工事を後回しにすることのリスクとして、住まいの利便性の低下、安全性の問題、外観の印象悪化が挙げられます。また、材料費の高騰や住宅とのバランスなど、決めるのが早すぎる場合のデメリットもあります。
これらのポイントを押さえたうえで、しっかりとした計画を立てることで、理想の住まいと外構を実現することができます。新築外構工事を検討している方は、この情報を参考にして、満足度の高い外構工事を目指してください。
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株式会社大翔(ヒロト)は、2022年11月に設立された外構工事会社です。埼玉県朝霞市に拠点を置き、設計からデザイン、施工までを全て自社で行っています。
仲介手数料等は一切かかりません。
当社は、お客様に満足していただける外構工事を心がけています。
お客様の理想の外構 を実現するために、お客様と密にコミュニケーションをとりながら、施工を行っています。
外構エクステリアの施工をお考えの方は、ぜひ株式会社大翔にご相談ください。
【会社情報】
代表取締役:久保 大成
所在地:〒351-0031埼玉県朝霞市宮戸3-5-6
TEL;080-9665-2111(代表直通)
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埼玉県朝霞市を拠点に置き、埼玉県・東京都・千葉県・茨城県・神奈川県などの関東全域に対応します。関東以外のエリアでも可能な限りお力になりますので、お気軽にお問い合わせください。
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